シロアリと電磁波(part.3)

電磁波を構成しているのは、磁場と電場。

人への影響を無くすには、磁場の場合は距離をとる。
電場の場合は、アースを取って地中へ逃がす。

いっぽう、シロアリの日本における二大勢力は、ヤマトシロアリとイエシロアリ。

イエシロアリの兵蟻は、攻撃的な分、距離を置くと攻撃はしないので、磁場に似ているかも?といっても、人へ攻撃しなくても家を食べられると困りますけど。

ヤマトシロアリは、電場の性質のように、環境に応じて帯電していき、勢力を伸ばしていくさまに似ているので、さしずめ、電場といったところでしょうか。

わざわざ、シロアリと電磁波を無理に結び付ける必要はないですね。

磁場はコンクリート壁があっても強度に関係はありません。シロアリも、ヤマトシロアリ・イエシロアリ共にコンクリートを食い破り、時にシロアリは屋内配線のケーブルをも食い破るのです。実際お家が停電になってしまい、調べてみると始めて原因はシロアリだった事に気づいたという事例もあります。

職蟻のシロアリは全長数ミリしかなく体も柔らかく歯があるのか分からないくらい小さいのですが、周りが静かであれば、耳を澄ましていると「カチカチ」と歯?を噛んでいる音を聞くことが出来ます。同じ大きさの黒アリの場合、体も硬く歯も目視できますが、耳を済ませてもカチカチする音なんて聞こえませんね。単体で見ると小さく弱々しくて、とても想像出来ませんが、歯の噛む音が確認できるという事は、とんでもない力を秘めているのかもしれません。

ただ、電磁波もシロアリも、むやみに心配しなくても、その特性、生態を把握する事で、安心かつ安全な対策を選択する事は可能です。可能ですが、それぞれ影響が表面化するまで、人は全く気づかないという点も共通しているように思えます。

薬剤散布をしない、人と環境に優しいベイト工法という、シロアリ予防・駆除を行う会社のスタッフとして、施工や家周りの点検、床下点検なども行っているので、住環境のメンテナンス、ケアを行う重要性を現場で実感している日々です。

今話題の人気作家、百田尚樹氏の「風の中のマリア」は、オオスズメバチの習性や壮絶で過酷な生き方を疑似体験したような錯覚に陥るほど感銘しましたが、きっとシロアリの世界でも想像を超えたストーリーが展開されているのかもしれませんね。

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