電磁波過敏症について(part.3)

電磁波過敏症について(part.2)引用の続き

寝室の壁の中に室内配線(とくに頭の側を通る配線)があったり、作動中の電気毛布の上で眠ったり、電気式の目覚まし時計を頭の近くに置いたりするのは危険だ。化学物質へのアレルギーがある人が、ごくわずかな化学物質にも反応するように、ES患者は、普通の人が全く気づかないような低い電磁波バックグラウンドにも反応するようになる・・・。

慢性のES患者は、電磁波周波数への過敏性が確かにあり、異なる電磁場に暴露すると症状が悪化する。環境病の連鎖は、症状をいっそう多様化するだろう。ほとんどの人がESを発症する前にはっきりした兆候を一度だけ経験している。たとえばオフィスで働いている時などに、この病気の兆候が突然現れ、スクリーンの前で働けなくなり、職場にいる事すら耐えられなくなるだろう。ほとんどのオフィスでは、プリンターやスキャナー、コピー機、ファックス、エアコン、換気設備など電磁波を発生させる機器がたくさんあるからだ。
「MCSやESの病状は、主に中枢神経系と免疫系に関係がある」・・・。

ESの治療方法
ESの兆候が現れたら、電磁場被曝を避けなくてはいけない。パソコンのスクリーンの前にいる時間を減らすべきだ。近づき過ぎると、ダメージが増えるので、腕を伸ばした長さだけ離れ、スクリーンを少し横に向けて斜めに見るようにし、正面からの放射を避けよう。スクリーンを適切に設置しないと、顔により多くの放射を浴びることになる・・・ESは、抗酸化物質のビタミンA、C、Eなどのビタミン類や、セレニウムなどミネラル類を摂取することで、症状をやわらげ、抑えることができる・・・

引用ここまで


フォアキャストする日本では、先延ばし議論に代表されるように、現在から将来をみます。
一方、バックキャストの発祥地であるスウェーデンでは、予防原則の考え方にみられるように将来から現在を見ます。

予防原則とは、健康に対して科学的な実証が得られていない段階で、重大なリスクがある物質や作用に対して、その原因となるものに対策をとる考え方です。

既に、WHOでは2003年「電磁波への予防原則の適用」と題した国際会議で、国際電磁場プロジェクト責任者のレパチョリ博士は電磁波へ予防原則を適用する意向を表明しています。

電磁波過敏症を予防原則に当てはめた時、はじめの一歩は情報の把握(理解)を行い今できることから対策を考えていく必要があるのかもしれません。

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