電磁波基準値について(part.3)

なぜ日本の場合アースが必要なのか

スウェーデンでは、磁界(磁場)の影響を問題視する動きからMPR-Ⅱガイドラインが設けられましたが、電界(電場)については、それほど問題視されていませんでした。

それは、家庭用電源が220Vと電圧が高く感電防止のために、もともと3口コンセントになっており単独でアース端子が付いています。これが、結果的に住居内で発生する電界(電場)はアース経由により消え、問題視する意味は無かったからです。

ところが日本では、100Vの電源と比較的電圧が低い為、2口コンセントが主流となりアース端子がないため逃げ場を失った電界(電場)はそのまま住居内に帯電した状態のままとなり電位の低い人へそのまま、まとわりついている状態になってしまいました。

2口コンセント

また電力量は電圧×電流なので、欧州と日本の電流量においては日本の方が欧州よりも同じ電力量を使う電化製品でも約倍の電流が流れており、また、磁場は電流量に比例しますので磁場の影響も強くなっています。

電磁波の人への影響を考える時、体が感じる刺激作用、磁界が及ぼす影響、電界が人へ帯電することで生じる影響と多岐にわたり症状も様々で目に見えず匂いもしないので、電磁波の存在は軽視されがちです。

住居内の電場が普通より高いと、電磁波過敏な体質(特に小さなお子様)への不安や、それまで何も感じなかったのに、化学物質過敏症を発症しそれが、引き金となってしまい微量の電場にも体が反応してしまったり...

生活をする住居内では、磁界(磁場)の対策は距離を取ることで解決できます。
電界(電場)の場合もアースを取ることで、MPR-Ⅱガイドラインの厳しい基準値でもほとんどクリアすることができます。

電磁波測定サービスは、指定の測定器を用い、技術指導を受けた電磁波測定士として測定と報告書の作成を行い、住居内の電磁波を数値により視覚化し、必要に応じお部屋に合わせて電磁波を軽減する対策案まで報告書にまとめて、電磁波コンサルティングをさせていただく内容となっております。

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