オールアース住宅とは

『オールアース®』は株式会社レジナ様の登録商標となり、オールアース住宅とは、ハウスメーカー等の商品名ではなく、お客様とお客様が発注された建築業者さんとの中に入り床面や壁面施工の段階で、導電性シートの敷設とアース処理を行い、施工前と施工後に電磁波測定を行い電磁波測定報告書の提出までを行うサービス名となります。

主に屋内配線から生じる電場が床面や壁面から人へと伝播し帯電する現象を減衰させることが可能となります。

新築やリフォームを行う前段階でご連絡を頂ければ、発注される建築業者さんへオールアースを導入できるか協議し、導入が決定した場合は、床下や壁面の施工をするまえに導電性シートを敷設しアースを取り導電性シートの敷設まえと敷設後に電磁波測定(電場)を行います。

※ 導電性シートを敷設する箇所は、ご希望箇所をお客様と打ち合わせを行い決定します。

オールアース®、環境リフォーム、健康賃貸の詳細お問い合せは、
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また、既存の家屋に対してオールアースの概念を取り入れた、『環境リフォーム』と賃貸住宅に対してオールアースの概念を取り入れた、『健康賃貸』については、下記をご参照ください。

環境リフォーム

環境リフォームの壁材には漆喰・珪藻土による自然素材+床材(フローリング)には杉無垢材+床下と壁内部には電磁波低減素材

この3つの要素を取り入れ、住まいの健康空間を構築します。

自然素材と無垢材は、自然から育まれた素のままの状態です。活きた建材だからリフォームあるいは新築でもからだに優しい環境を与えてくれます。

環境リフォームは、基本的に間取りの変更などは行わず、シンプルに今ある床と壁に自然素材を付加し電磁波低減対策を施します。

大がかりなリフォームでは無いので、施工も短期間で終了し無駄な廃材も出さず、自然環境にもやさしいリフォームとなります。

壁材・・・漆喰(しっくい)もしくは、珪藻土(けいそうど)

使用する漆喰(しっくい)は、天然素材(銀杏草・赤貝・麻の繊維)を原料とします。

漆喰は、安全性・防火性・吸放湿性・環境保全といった多様な特徴も兼ね備えています。

古来、日本文化で培われた、城郭や神社仏閣、土蔵などの財産を守るために使われてきた背景には、こうした機能が高温多湿な気候風土に有効だったからでしょう。

漆喰原料

写真に写っている銀杏草・赤貝・麻の繊維は、実際のサンプルです。

このような、天然素材だけを原料とした呼吸できるエコ素材です。

高気密高断熱といった住環境から生まれるダニ、結露などによるシックハウスやアレルギーに対しても、漆喰を始めとする環境と健康に配慮された塗り壁は有効な手段として大きく見直されています。

また、漆喰が持つ純白の色彩は、清涼感が漂い落ち着きます。

施工後1~2週間は、天然漆喰の香りがたちこみますが、後は匂いも落ち着きます。

生活臭に対する消臭効果もあります。

消臭効果を実感できるのは、やはりトイレです。

トイレ内

2週間は、漆喰の匂い(刺激臭ですが、化学的な匂いではありません)に、圧倒されるかもしれませんが、漆喰の匂いが落ち着いた後も、トイレから微妙に漂ういやな匂いが消臭されます。

トイレの消臭剤は、悪臭と消臭剤の香りが混ざり合ってゲンナリすることもありますが、あの匂いから開放され、毎日、清清しいトイレ空間に生まれ変わります。

また、漆喰には調湿作用もあるので、空気感も清清しく防カビ効果につながります。

通常のクロス張りから漆喰の壁面に変わる事で、この調湿作用が備わると、季節によって感じる湿気の不快感が減り、エアコン使用量も低下して、エコな環境を実現できます。

珪藻土(けいそうど)は、材料を撹拌(かくはん)する時、色粉を入れる事で、お部屋の雰囲気に合わせた色彩を楽しめます。

使用する珪藻土は、100%自然素材でできた、安心・安全の建材で、細孔パワーが湿度のコントロール・消臭・オイルミスト吸着※・空気洗浄などの機能を発揮し、住環境を健康で快適にする高機能調湿材です。

また、施工後1~2週間の匂いも漆喰と比べると穏やかです。

※オイルミスト・・・油剤を含んだ塵埃が飛び散る現象で、家庭内においては、電気機器の接触不良の原因になります。

床材・・・九州産杉無垢材

部材厚は、高級住宅材並で15mmあります。また、無垢材を使用しているので、木が本来持つ自然な温もりが伝わってきます。

杉無垢材

一般のフローリング材は、合板で加工され表面には化学塗料が染み込んでいるので、見た目は綺麗ですが、木の温もりを味わうことができません。

素足で、普通のフローリングを歩くとヒンヤリとしますが、無垢材は、木の温もりが体感できます。

無垢材ですので、そのままの状態ですと、ジュース等の液体をこぼすと直ぐに黒ずんでしまいます。その為、木になじみやすく木目がきわだつ自然塗料『キヌカ』を床材敷設後に塗布します。

キヌカ

『キヌカ』は、お米から造られており主剤100%で溶剤を使用していない無臭の自然塗料です。また、人肌パッチテスト試験データより人の肌への刺激は、蒸留水並の安全性です。

電磁波低減材・・・導電性スパンボンドシート

導電性スパンボンドシートは、床材を設置する前に既存の床の上に敷設してアースを取ります。すると、床から伝わってくる電場がアースされるので人への伝播を防ぎ抑制することになります。

スパンボンドシート

導電性スパンボンドシートの素材自体も安全性に配慮されており、厚生労働省及び国土交通相が規制している揮発性有機化合物(VOC)は一切使用しておりません。

また、意外な側面として、抗菌・防臭効果もこのシートの機能としてあげられます。

導電性があると言うと電流が流れるの?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、電流は流れない素材です。

電流が流れると熱を帯び、危険性も出てきます。電流は流さず、電場のみを吸収してくれます。

人は帯電しやすいので、帯電したままの生活から開放され心地良い生活空間へ戻してくれます。

健康賃貸

健康賃貸とは、九州産杉無垢材フローリング+天然素材のエコ漆喰+オールアース仕様といった環境リフォームの工法を賃貸住宅に取り入れた商品名です。


賃貸オーナー賃貸オーナー

賃貸住宅を経営しているけど入居率がナカナカ上がらない。
この賃貸住宅を造って5年になりますが、未だに入居率が上がらずに困っています。
駅から近いし、地理的には非常に良いと思いますし、今求められている機能も充実していて、全く問題ない物件だと思うのですが・・・・・・??

入居者入居者

いくつもの部屋を見たけど、好みの部屋が見つからない。。。
賃貸住宅でも、長く住むかもしれない家だから、妥協はしたくないんです。室内の雰囲気や機能はもちろんですが、くつろぐ我が家になるんですから、健康にも気をつけたいですね。何かもう一つ心惹かれるものがあると良いのですが。。。

このようなケースの、賃貸住宅オーナーの方と入居者の方の悩み、双方に応えるために、健康賃貸はできました。

自然素材の活用により、原状回復費用もかなり抑えられることで、オーナーさんも入居者さんも、費用負担を減らすことが可能です。

天然素材は、使うほどに独特な味が出てきます。健康賃貸で施工した物件は、生活した時間も付加価値となり、そのままでも魅力溢れる物件となりますので、全面現状復帰の必要がありません。

また、大きな傷や汚れがある場合でも、天然素材は、修復が比較的容易なため、余計なコストがかかりません。

九州産杉無垢材フローリング
現状のフローリング(畳の場合は畳を取り、高さ調整が必要です)の上から施工していきます。傷や汚れは研磨したり、補修を行い自然塗料を塗布していきます。

天然素材のエコ漆喰
天然素材を原料とした、呼吸できるエコ素材。古くなって汚れや剥がれが気になりはじめたビニールクロスの上に直接施工が可能です。ひびや汚れについては、研磨するか、塗り重ねていきます。

オールアース仕様
施工は床と壁の内部に行い、アースを取る作業を行います。メンテナンスは特に必要ありません。

賃貸住宅オーナー様にとって健康賃貸は、基本的に空室時の施工となりますので、工期も数日しかかからず、入居希望様にアピール度の高い付加価値を提供することができます。


健康賃貸 施工の流れ


施工内容は、環境リフォームに準じます。

現地にお伺いして、無料お見積りから始めます。

健康賃貸は、基本的に間取りの変更などは行わず、床材は、既設フローリングの上に杉無垢材を敷設し、壁材も既設クロス上へ漆喰、あるいは珪藻土を塗布していきます。

また、電磁波低減素材であるスパンボンドシートを敷設し、敷設前と敷設後に電磁波測定を行い、電磁波低減の確認をいたします。

畳のお部屋の場合、畳の下にスパンボンドシートを敷設しアースを取ることで、同様の結果を得ることができます。

使うほどに味が出る天然素材だから退出の際のコスト削減にもなります。

対象物は、空き部屋の賃貸住宅となります。空き部屋ですので、お見積りから発注を受けますと直ぐに施工へ入ることが出来、訴求効果ある賃貸住宅へと変わります。