家庭用電源100Vの50Hzから60Hzへ引っ越した時の出来事

かなり昔の出来事。
勤めていた関東の現場から長野へ転勤となり宿泊先は旅館でした。

持参した目覚まし時計は電源をコンセントから取るデジタル時計で、早速、次の日起きる時間である6時にアラームをセットして早めに就寝したのでした。

そして、アラームの音で目が覚めたのですが、外は暗いし寝た気もしない!?

寝ぼけまなこで目覚まし時計を見ると、ちゃんと6時を指しています。

だけど、旅館なのに辺りは静まり返っているので、おかしいなぁと思って、今度は腕時計を見るとまだ、夜中の3時過ぎを指しているではありませんか!?

しばらくは、ワケが分からず混乱してしまいました。

日本の場合、家庭用電源は100Vでも周波数は50Hz地域と60Hzの地域に分かれています。

50Hz地域の関東にそれまで住んでいたので、その目覚まし時計は、50Hzにセットされたままで、背面のスイッチを60Hzに切り替えていない事が原因でした。

周波数が60Hzの地域で、機器が50Hzのままだと時計の場合、10Hz分早く時を刻むんだと思いつつ即効で二度寝していました。

確か、富士川と糸魚川を境として、東側は50Hz、西側は60Hzになっていたと思います。

この違いのルーツは、東京電力と関西電力がその当時、技術を学んだそれぞれの国の周波数をもとにしたからだったと思いますが、日本では、今でも2つの周波数で分かれています。

この50Hzと60Hz、10Hz周波数が違うだけで起こりうる電磁波影響の、一つの見解が、ザミール・P・シャリタ 著の「電磁波汚染と健康」という書籍にさらりと記載されています。

自分自身もESを患っているレイが、テキサスのクリニックで約500人のES患者を診察したところ、約80%の患者に化学物質への過敏症が確認された。そこで彼は、ES患者の80%はMCSも併発している、と考えた。彼の患者はヨーロッパ諸国へ行くと症状が軽くなるが、ヨーロッパのES患者がアメリカを訪れると症状は重くなった。彼の見解によると、アメリカ(60ヘルツ)とヨーロッパ(50ヘルツ)の電流の違いに原因があるという。ES患者は、この違いを感じ取るのだ。

注)ES→電磁波過敏症、MCS→多種化学物質過敏症

ここでは、一つの見解をご紹介させて頂きました。

周波数Hzは、1秒間に振動する回数をあらわすので、50Hzだと1秒間に50回の振動があり、60Hzだと1秒間に60回の振動があります。