スマホ・携帯(高周波)電磁波対策とは?

高周波電磁波を発生する携帯・スマホは、その特性から電磁波測定をしてもしなくても出来る対策は絞られてきます。

携帯電話やスマホで通話する際は耳から若干(3cmほど)離す。

しかし、実際には耳に端末を付けずに持ちながら話すのはかえって難しいので、イヤフォンマイクを使用するほうがいいですね。

忘れがちですが、テレビ電話機能(スピーカー機能)で話せば、脳から距離がとれます。

短時間通話を心がける。

家にいて電話をかけるだけなら固定電話を使う。

固定電話は子機を伴う無線タイプではなく、電源不要の電話機は無線による高周波も出ませんし停電時も使用できるので意外と便利です。


比吸収率(SAR)の低いスマホを検討する

PHSは、スマホや携帯電話に比べて、比吸収率(SAR)が低い(許容値 2W/kg)と言われており、機種により0.037 W/kg~0.214W/Kg程度で良かったのですが、2020 年7月末頃にはサービスが終了してしまうので残念です。

ちなみにスマホは、0.400W/kg前後が多い中、現行機種ではないですが、GALAXY S5 SC-04Fの側頭部におけるSARの最大値は、0.185W/kgと低い機種もあります。

比吸収率(SAR)の数値は低い方が安心ですが、マイクロ波が脳や身体に及ぼす影響を考えた場合、イヤフォンマイクの使用と、短時間通話は常に心がけたいものです。

携帯からの発信時は画面で確認し”通話中”の表示がでた後に通話を開始する。

※ トリフィールドメーター(簡易型電磁波測定器)で携帯の電力密度(単位:mW/cm2)を計測して得られた結果です。

発信ボタンを押して「プップップッ」と3番目の発信音の時、メーターは瞬間的に振り切るケースが多かったです。

瞬間的とはいえ強度が強い発信時は、耳元から離しておく方がベストですね。

スマホや携帯電話を枕元に置いて寝ない。頭付近に置かず充電器も離す。

特に若い男性は、スマホや携帯電話をズボンの前ポケットに入れない。

以前から言われていますが、ハフィントンポストのレポートで詳細が読めます。

また、スマホや携帯電話は電波の弱い所では、常に電波を捜そうとアンテナ出力が大きくなります。

そうなると出力強度が強くなり電池の消耗も早めます。

通話できない圏外地域にいる時は、あらかじめ電源OFFにした方が良いと思います。